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WebLogic 12c(12.1.3)に最初のWebアプリをデプロイしてみる

前回、Cent OS 7にWebLogic 12c(12.1.3)のインストールを行った。
Cent OS 7にWebLogic Server 12c(12.1.3)をインストールしてみた - カタカタブログ

今回は最も単純な構成のJava Webアプリケーションをデプロイして、ブラウザからアクセスしてみる。JavaはMac OS X上のEclipse (4.3)から行い、warファイルとしてエクスポートしたものをデプロイする。

EclipseでWebアプリケーションを作成する

 プロジェクト・エクスプローラーにて、「新規」 > 「プロジェクト」を選択
f:id:osn_th:20150301021725p:plain
「動的Webプロジェクト」を選択し、次へ
f:id:osn_th:20150301021715p:plain
プロジェクト名を「FirstWebApp」として完了
f:id:osn_th:20150301021718p:plain
作成したプロジェクト上で、「新規」 > 「JSPファイル」を選択
f:id:osn_th:20150301021722p:plain
名前を「index.jsp」とし、完了
f:id:osn_th:20150301021728p:plain
jspファイルが自動生成されるので、以下のように書き換える。

<%@pagelanguage="java"contentType="text/html; charset=UTF-8"pageEncoding="UTF-8"%>
<!DOCTYPEhtmlPUBLIC"-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN""http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">
<html>
<head>
<metahttp-equiv="Content-Type"content="text/html; charset=UTF-8">
<title>First Web App</title></head>
<body>
  <h1>Hello, World!</h1>
</body>
</html>

この状態でEclipseにエラーが出ていないことを確認し、問題がなければOK。なんのロジックも実装していない静的なJSPファイル一つだけの状態だが、これで最初のWebアプリが完成した。

アプリケーションをWebLogicにデプロイする

プロジェクトを「右クリック」> 「エクスポート」 > 「WARファイル」を選択
f:id:osn_th:20150301021730p:plain
宛先は適当にデスクトップなどを参照し、完了
f:id:osn_th:20150301021733p:plain
warファイルが出力されていることを確認
f:id:osn_th:20150301021736p:plain
WebLogic管理コンソールにログインする
「デプロイメント」メニューの「インストール」を選択

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パスはサーバ上にwarファイルがある場合に指定できるが、今回はブラウザからwarファイルをアップロードするので、「ファイルをアップロード」のリンクをクリック
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「ファイルを選択」からエクスポートしたFirstWebApp.warを選択し、次へ
f:id:osn_th:20150301021741p:plain
次へ
f:id:osn_th:20150301021746p:plain
「このデプロイメントをアプリケーションとしてインストールする」にチェックが入っていることを確認し、次
f:id:osn_th:20150301021748p:plain
終了
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しばらく待つと、デプロイが正常に完了したメッセージが表示される。また、FirstWebAppの状態が「アクティブ」になっていることを確認する(もしなければ、チェックを入れて起動する必要がある)
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Webアプリケーションにアクセス

いよいよアプリケーションにアクセスしてみる。以下のURLにブラウザからアクセスする。
http://host:7001/FirstWebApp

f:id:osn_th:20150301021756p:plain
正しく画面が表示されている!

まとめ

WebLogicへWebアプリケーションをデプロイすることができた。今回は何のロジックも実装していないが、あとは中身を作りこめばWebLogicでJavaのWebアプリを動かすことができることが確認できた。これでJava EEの勉強準備が整ったので、適当に遊んでみたいと思う。

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