WebLogic 12c(12.1.3)に最初のWebアプリをデプロイしてみる
前回、Cent OS 7にWebLogic 12c(12.1.3)のインストールを行った。
Cent OS 7にWebLogic Server 12c(12.1.3)をインストールしてみた - カタカタブログ
今回は最も単純な構成のJava Webアプリケーションをデプロイして、ブラウザからアクセスしてみる。JavaはMac OS X上のEclipse (4.3)から行い、warファイルとしてエクスポートしたものをデプロイする。
EclipseでWebアプリケーションを作成する
プロジェクト・エクスプローラーにて、「新規」 > 「プロジェクト」を選択
「動的Webプロジェクト」を選択し、次へ
プロジェクト名を「FirstWebApp」として完了
作成したプロジェクト上で、「新規」 > 「JSPファイル」を選択
名前を「index.jsp」とし、完了
jspファイルが自動生成されるので、以下のように書き換える。
<%@pagelanguage="java"contentType="text/html; charset=UTF-8"pageEncoding="UTF-8"%> <!DOCTYPEhtmlPUBLIC"-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN""http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd"> <html> <head> <metahttp-equiv="Content-Type"content="text/html; charset=UTF-8"> <title>First Web App</title></head> <body> <h1>Hello, World!</h1> </body> </html>
この状態でEclipseにエラーが出ていないことを確認し、問題がなければOK。なんのロジックも実装していない静的なJSPファイル一つだけの状態だが、これで最初のWebアプリが完成した。
アプリケーションをWebLogicにデプロイする
プロジェクトを「右クリック」> 「エクスポート」 > 「WARファイル」を選択
宛先は適当にデスクトップなどを参照し、完了
warファイルが出力されていることを確認
WebLogic管理コンソールにログインする
「デプロイメント」メニューの「インストール」を選択
パスはサーバ上にwarファイルがある場合に指定できるが、今回はブラウザからwarファイルをアップロードするので、「ファイルをアップロード」のリンクをクリック
「ファイルを選択」からエクスポートしたFirstWebApp.warを選択し、次へ
次へ
「このデプロイメントをアプリケーションとしてインストールする」にチェックが入っていることを確認し、次
終了
しばらく待つと、デプロイが正常に完了したメッセージが表示される。また、FirstWebAppの状態が「アクティブ」になっていることを確認する(もしなければ、チェックを入れて起動する必要がある)
Webアプリケーションにアクセス
いよいよアプリケーションにアクセスしてみる。以下のURLにブラウザからアクセスする。
http://host:7001/FirstWebApp
正しく画面が表示されている!
まとめ
WebLogicへWebアプリケーションをデプロイすることができた。今回は何のロジックも実装していないが、あとは中身を作りこめばWebLogicでJavaのWebアプリを動かすことができることが確認できた。これでJava EEの勉強準備が整ったので、適当に遊んでみたいと思う。
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