会社のWindowsマシンに最初に入れるソフトウェア達
私の会社では、Windowsマシンが一人一台支給され、それを持って仕事をしています。クライアント先に常駐する場合、クライアントによってはまたさらに端末を支給される場合もありますが、基本的にはこの会社支給のマシンで開発を行うこともあります。うちの会社はソフトウェアは好きなものを入れてもよいので、なくてはならないものからあれば便利だなと思うものまでいろいろ入れて自分用の環境を構築しているので、それらのソフトウェア達をまとめておきます。
そもそも会社PCは2,3年で交換しなくてはならず、またときどき故障で交換も発生するので、そうするとまたマシン環境を一から作らねばならないのです。この記事はその備忘ログも兼ねています。
ハードウェア・OS
- メモリ増強
ノートPCなので初期メモリ4GBと貧弱です。外付けメモリを増設し、12GBに拡張します。これで仮想マシンやEclipseを入れても安心ですね。
- デスクトップ壁紙 & タスクバー変更
会社のロゴ入りの壁紙が標準でセットされているので、単色壁紙に変更します。タスクバーも最小化します。位置は私は変えません。
- メイリオ + Consolasフォントインストール
プログラミング用に等幅メイリオ+Consolasのフォントを作ります。後々エディタで指定するフォントはこれにします。
- CapsLockをCtrlキーに変更
CapsLockキーは邪魔、かつAキーの横にCtrlがあってほしいので、CapsLockキーをCtrlキーに変えてしまいます。そのためCaps2Ctrlというツールを入れてセットアップします。
- マウス設定
Logicoolのマウスを使っているのでSetPointを入れます。ついでにWindowsのコントロールパネルから、Ctrlボタンを押下するとキーポインタの場所が分かるように設定を入れ、ポインタの速度をあげます(私は結構ポインタ速度を早くしているので、たまに他の人が使うと「ポインタはやっ」と戸惑われます)
ソフトウェア
- Google Chrome
何はともあれブラウザを入れます。Chromeはブックマークやらアドオンやらをオンラインで保存してくれているのでインストールするだけでブラウザ環境が復元されて便利ですね。Firefoxは基本使っていませんがWeb系の開発で必要になったら入れます。
- Google日本語入力
デフォルトのMicrosoft IMEが使いづらいので変更します。
- Evernote
サーバ構築ログや手順などよく参照する情報は基本ここに置くようにしているので、マシンが変わってもEvernoteを入れるだけで復元できます。もちろん機密系に関わるものは置けませんが、一般的な情報はここにまとめてあります。
- Dropbox
メモとかはEvernoteに置くので、そちらと比べるとこっちの重要度は下がってきていますが。それでもやはりファイルで持ちたいものもあるので(AWSのkeyとか)、そういうものをまとめています。これもインストールするだけで復活するので便利ですね。
- Clover
エクスプローラがGoogle Chromeのようにタブ化して使うことができます。エクスプローラをたくさん開くと見づらいので便利ですね。ブックマーク機能も便利です。
- サクラエディタ
エディタはいろいろ好みがあると思いますが、私は無料で軽量なサクラエディタを好んで使っています。
- TeraTerm
Windows版のSSHクライアントです。Putty派もいるようですが、私はTeraTerm派ですね。サーバ作業のときには必須です。
- WinSCP
こちらはSCP(SFTP)でサーバとファイルをやりとりするときに使います。こちらもサーバ作業には必須です。
- VirtualBox
仮想マシンで自分用のLinuxおためし環境を作るために必要です。最近だとVagrantやChefとかも合わせて使っています。仕事柄、Oracle Databaseにいつでも接続できるようにしておくと、何かと便利なのです。
- Osqledit + Osqlgrid+ Oracle Client
Windows用の高機能でシンプルなOracleクライアントツールです。シェアウェアですが、無料でも使えます。Osqleditはエディタで、OsqlgridはExcelのようにOracle DBのデータを操作できるためのツールです。こちらも仕事柄必須のツールとなっています。
- Gow & Clink
コマンドプロンプトをBashライクな環境にするためのツールです。lsとかCtrl-Rでヒストリ検索とかできたりします。
- Ruby
言わずと知れた軽量スクリプト言語。プロダクションコードをRubyで書くことはなくとも、プロジェクト内ツールや使い捨て処理を書くときはRubyが便利。あと何気にirbもよく使います。簡単な数値計算(365 × 178 とか)をいちいち標準の電卓やExcelで計算している人をよく見かけますが、コマンドラインからインタープリタ式の言語で計算するのが最も簡単だと思っています。
- その他
あとは開発状況やプロジェクトによって、開発ツール系も入れていきますが今回は省略します。JDKとかEclipseとかSVN・Gitクライアントとかですね。その辺はプロジェクトごとに使用するバージョンが違ったりするので。
まとめ
こんなところでしょうか。挙げてみると思ったより普通なかんじでした。本当はエディタとかは設定をいじったりとかもあるのですが、設定ファイルをDropboxやEvernoteに入れておけば、マシンが変わってもスムーズにいつもの環境が復元できます。またデータ系はなるべくクラウドに寄せられるとマシンが変わってもすぐに対応できて便利ですね。機密系のデータだけは会社のサーバに置くかUSBメモリ等にバックアップとって移すしかないですね。そのうち、個別の設定やインストール方法などの記事も描いてみたいと思います。